- 『天皇の影法師』
(中央公論新社、700円)
天皇崩御そして代替わり。その時何が起こるのか。天皇という日本独自のシステムを〈元号〉を突破口に徹底取材。処女作が待望の復刊です。
「天皇は実在するが、また同時に人びとの意識の底にとり憑いた幻想のひとつでもある。曲がりくねった鏡張りの廊下を歩くときに歪んだ自分の姿が無数に映るばかりで天皇の影は見当たらない」(「あとがき」より)
巻末には作家・批評家の東浩紀氏との特別対談
「今、ここにある皇室の危機」が収録されました。
2012年4月21日(土)発売
- 『決断する力』
(PHP研究所、840円)
大震災後、東京都を陣頭指揮する副知事の思考と行動20カ条
首都直下型地震への取り組みとは何か
「いざ」というとき、立ち止まるな!
走りながら考えろ。
ソーシャルネットワークを使った情報収集・発信、即断即決→事後承認、見えない恐怖を可視化する、先を見通してリスクの芽を摘む、昨日を基準に今日を生きない……。大震災後、東京都を陣頭指揮するリーダーが、首都直下型地震対策として自ら実践しているノウハウを、ビジネスマン向けにアレンジして紹介!
2012年3月17日(土)発売
- 『東條英機 処刑の日―アメリカが天皇明仁に刻んだ「死の暗号」』
(文春文庫、630円)
昭和23年12月23日午前0時1分30秒――
皇太子明仁の誕生日に、なぜA級戦犯7人の死刑は執行されたのか?
<ジミーの誕生日の件、心配です>
焼け跡の記憶もまだ醒めやらぬ昭和23年12月初頭、美貌と奔放さで
社交界に知られた子爵夫人の日記は、この謎めいた記述を最後に途絶えた。
彼女はいったい何を心配していたのか。
占領期の日本にアメリカが刻印した日付という暗号。
2011年12月6日(月)発売
- 『言葉の力―「作家の視点」で国をつくる』
(中央公論新社、777円)
「『震災後』の最大の課題は言語技術です。ソーシャル・ネットワークの時代
だからこそ、ファクト(事実)やエビデンス(証拠)など根拠を示しながら、感情
に走らず、形容詞を使わず、百かゼロにならない議論ができるかどうかにかか
ってくるでしょう。連休返上で『言葉の力』(中公新書)を書きました」
猪瀬ツイッターより
作家として、東京都副知事として進める「言語力再生」。
サッカー界にも導入された「言語技術」やツイッターやフェイスブックなど
のソーシャル・ネットワークのほか、三島や太宰の文体にいたるまで、グロー
バル時代に不可欠なコミュニケーション力の目的・手段を独自の視点で解説。
第一部 「言語技術とは何か」
第二部 「霞が関文学、永田町文学を解体せよ」
第三部 「未来型読書論」
2011年6月9日(月)発売
- 『地下鉄は誰のものか』
(ちくま新書、777円)
東京の地下鉄利用者に長年にわたり不便を強いてきた二重の運賃体系や駅の壁――これらの問題を解消するには東京メトロと都営地下鉄を経営統合するしかない。だが東京メトロは都営を置き去りにしたままでの完全民営化を狙い、国は利用者本位の交通政策よりもメトロ株式上場による売却益ばかりを考えている。
真の受益者たる利用者のため、東京都副知事が地下鉄改革に向けて立ち上がった。
地下鉄一元化に抵抗する東京メトロ・国土交通省との戦いを描く渾身のドキュメント
2011年2月7日(月)発売
- 『突破する力』
(青春出版社、800円)
孤独を友として仕事と向き合った時間は、けっして自分を裏切らない。ギリギリまで自分を追い込めば仕事力が磨かれて、それが閉塞状況を打ち破る武器になる。
道路公団民営化をはじめ、作家として、東京都の副知事として、
さまざまな世間の“壁”を突き破ってきた著者が、自らの体験を踏まえて綴る、人生を面白くする本気の仕事&生き方論。
2011年2月1日(火)発売
- 『猪瀬直樹の仕事力』
(潮出版社、1,575円)
猪瀬直樹30年の「仕事力」を凝縮!
僕が行政改革に熱心に関わるようになると、
メディアは「猪瀬は“向こう側”に行ってしまった」と揶揄した。
政治権力の側に取り込まれてしまったというのだ。
何を的外れなことを言っているのだろう。
僕は政治家でも権力者でもない。プランナーだ。
作家の視点と想像力を生かし、国や政治、
官僚機構に向けて企画提案をしていく。
それが作家の能力を駆使する
僕にしかできない仕事だと思っている。――本文より
- 『昭和16年夏の敗戦』
(中公文庫、680円)
緒戦、奇襲攻撃で勝利するが、国力の差から劣勢となり敗戦に
至る…。日米開戦直前の夏、総力戦研究所の若手エリートたちがシミュレーションを重ねて出した戦争の経過は、実際とほぼ同じだった!
知られざる実話をもとに日本が“無謀な戦争”に突入したプロセスを描き、意思決定のあるべき姿を示す。
勝間和代さんとの特別対談「日米開戦に見る日本人の『決める力』」収録
- 『東京の副知事になってみたら』
(小学館新書、735円)
2007年6月、石原慎太郎・東京都知事からの「特命」は突然だった。
東京が国との間に抱えるさまざまな問題を解決すべく、突破口となる役割を託された作家は、都庁の中で、何をみてどう感じ、どう動いて
きたか。
作家の想像力が行政に与えた影響とは?
就任から3年、永田町・霞が関との戦いから都職員との触れ合い、東京発の政策提言に到るまで縦横無尽に綴る。
*
猪瀬直樹からのメッセージ。
副知事になって初めて都庁の内幕を描きました。
結局、東京が成長戦略を描けばよいということがわかりました。
東京水道の海外進出、メトロと都営地下鉄の一元化、羽田空港のハブ化、東京湾の民営化、高齢者のケア付きすまい。
東京はこれからもドーンと成長する
- 『ジミーの誕生日―アメリカが天皇明仁に刻んだ「死の暗号」』
(文藝春秋、1,500円)
昭和23年12月23日、真夜中の巣鴨プリズン。時計の針が午前零時を回るとともに、7人の男たちは13階段を昇り始めた。
東條英機、土肥原賢二、武藤章、松井石根、板垣征四郎、広田弘毅、木村兵太郎。
「大日本帝国万歳! 天皇陛下万歳!」
最期の声が、凍てつくコンクリートに響いた。
・・・だが、なぜ彼らはその日に処刑されなければならなかったのか?
その日は、皇太子明仁の15回目の誕生日だというのに・・・。
*
猪瀬直樹からのメッセージ。
これは単なる偶然ではない。皇太子明仁の誕生日に東條英機が処刑されたという歴史的事実をひとつの暗号とみて戦後史を読み解くべきではないか」
- 『霞が関「解体」戦争』
(草思社、1680円)
日本の権力構造のド真ん中に猪瀬直樹が切り込んだ!
地方分権改革推進委員会を舞台に繰り広げられた官僚とのバトルを
大公開。何を、どう変えれば日本は再生するのか?
この国を覆う閉塞感に風穴をあける痛快な書!
- 『国を変える力』
(ダイヤモンド社、1365円)
ニッポン再生を探る10人の提言
混迷を深めるこの国に果たして未来はあるのか。
安藤忠雄、陰山英男、小池百合子、東国原英夫、福井晴敏、藤原和博、山本皓一、ジェラルド・カーティス、ロバート・アラン・フェルドマン、ロベール・ヴェルディエ。
著者と多彩な10人が語り合う、ニッポン再生を探るトークセッション
- 『道路の決着』
(文春文庫、670円)
利権の聖域、日本道路公団の民営化に、民営化推進委員会委員として取り組んだ猪瀬直樹。本書は、『道路の権力 道路公団民営化の攻防一〇〇〇日』に続き、五年間にわたった戦後最大の改革の内幕を冷徹な筆致で描写した完結篇である。
民営化は我々に何をもたらしたのか、その答えがここにある。
田原総一朗氏との対論を特別収録
- 『日本の信義 知の巨星十人と語る』
(小学館、798円)
「バブル崩壊前夜」から「失われた10年」まで。
日本が大きく揺らいだその時代に、作家・猪瀬直樹が、
江藤淳、会田雄次、吉本隆明、秦郁彦、高坂正堯、所功、山折哲雄、
梅原猛、鶴見俊輔、阿川弘之という戦後日本を代表する思想界の
十傑とともに日本を問うた貴重な対談集。
- 『こころの王国 菊池寛と文藝春秋の誕生』
(文春文庫、620円)
菊池寛のめざした「王国」とは?
昭和初年――
サラリーマンが誕生する。
映画館が軒を並べる。
大きな工場ができる。
台湾や朝鮮半島を
植民地として抱える。
そんな新しい時代を
「まるごとつかんでやる」
と考えたのが菊池寛だった。
- 『東京からはじめよう』
(ダイヤモンド社、1500円)
さあ、いい国にしよう。
ユニークな視点と斬新な発想で国の問題点を指摘し続けてきた著者が、国の再生をめぐりゲスト9人と交わすポップでストレートな議論!
朝日ニュースターの人気番組「日本のキーパーソン」を単行本化!
対論者…冨山和彦・平野岳史・菅義偉・大田弘子・山田昌弘・
林良博・島田晴雄・片山善博・増田ェ也。最新コラムも満載。
- 『二宮金次郎はなぜ薪を背負っているのか?』
(文春文庫、520円)
二宮金次郎は誤解されている。
勤勉、倹約の人ではなく、低成長・人口減に苦しむ
江戸の経済を改革する新たな金融モデルを作り上げた
卓越したコンサルタントであった。
薪は優れた換金商品であり、「分度」という概念は、
余剰資金をファンドとして運用し、活用するものであった。
今こそその手法を活用せよ!
- 『空気と戦争』
(文春新書、710円)
時代に流されずに生きろ!
太平洋戦争という日本の針路決定の陰に、
二十代、三十代の若者達の戦いがあった!
東京工業大学の学生に向けた、
目からウロコの名講義を再現。
「時代に流されずに生きるとは」を熱く説く。
- 『作家の誕生』
(朝日新書、720円)
売れなければ作家でないのか、売れたら作家なのか
太宰治は芥川龍之介の写真をカッコイイと思った。
文章だけでなく見た目も真似た。
投稿少年だった川端康成、大宅壮一。
文豪夏目漱石の機転、菊池寛の才覚。
自己演出の極限を目指した三島由紀夫、
その壮絶な死の真実とは……。
- 『ピカレスク――太宰治伝』
(文春文庫、780円)
「井伏さんは悪人です」。
太宰が遺書に書いた言葉の意味は何だったのか?
親兄弟、友人知人を騙り、窮地に陥る度に自殺未遂を起こした太宰。
その太宰を冷徹に観察し、利用した井伏。
二人の文士は、ともに「悪漢」であった。
師弟として知られる井伏鱒二と太宰治の、人間としての
素顔を赤裸々に描く傑作評伝ミステリー。