第729号【特別】(1月17日)「五輪招致につよい手応え~ロンドンでのPR活動を終えて~」

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2013年01月17日発行 第0729号 特別
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■■■    日本国の研究           
■■■    不安との訣別/再生のカルテ
■■■                       編集長 猪瀬直樹
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2020年五輪招致の国際プロモーションのため1月10日(木)よりロンドンを
訪れていた猪瀬直樹は1月12日(土)に帰国し、さらに15日(火)に安倍晋三
首相と面会して、9月にブエノスアイレスで開かれる開催都市を決める国際オ
リンピック委員会(IOC)総会への出席を求めました。

今週のメールマガジンは、帰国直後に成田空港で行ったぶらさがり会見録を
お届けします。
ロンドンで行った猪瀬流のプレゼンテーションや、今後の招致活動の展望に
ついて語りました。

猪瀬直樹公式HP(http://www.inose.gr.jp/news/)では、写真入りで速報を
UPしましたので、あわせてご覧ください。

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「五輪招致につよい手応え~ロンドンでのPR活動を終えて~」

猪瀬知事ぶらさがり会見録
日時 1月12日(金)16:30頃
場所 成田空港第二ターミナル1階中央口


〇記者〇 初のPRを終えて、手応えの方はいかがでしたか。

●猪瀬● ロンドンから発信するというのは非常に重要です。やはり国内でい
くら言っていても外に伝わらなければいけない。IOCの委員の個
別の委員は百人ぐらいいますが、やっぱりその委員も国際世論に影響を受けま
す。

そういう意味で、大成功したロンドンオリンピックと東京オリンピックのイ
メージが重ねられていくということが非常にいいと思います。特にロンドンオ
リンピックは、ロゲ会長が「イギリス人のホスピタリティが極めてよかった」
ということを閉会式のあと言いましたから、日本人のホスピタリティとイギリ
ス人のホスピタリティにはバックグラウンドに共通点が多い。

先進国の落ち着きと、島国であること、犯罪も少なくて、治安がよくて、そ
して親切である。もちろん大会運営の技術、ノウハウ、そういう共通点をロン
ドンオリンピックに重ねてイメージしてもらえた。そういうアピールができた
と思っています。

〇記者〇 今後の国際PRはどのような戦略で行っていくのでしょうか。

●猪瀬● これから3月に調査団が来訪しますから、まず調査団の来訪を、こ
の今回のプレゼンテーションから、さらにどうステップアップして
いくか。ホスピタリティとは何ぞやというのを具体的に見ていただくとか、交
通機関がいかにスムーズに運営されているかということとか、ホテルの状況な
どももちろんそうです。施設は半径8キロ以内にあるという現実も目の当たり
にしてもらいたいです。

〇記者〇 ロンドンに行かれて、初のプロモーション活動なんですが、手応え
というのは感じられましたか。

●猪瀬● ロンドンのメディアの受けとめ方は非常によかったとおもいます。
それはどういうことかというと、日本人はプレゼンテーションをす
るときの質疑応答など曖昧に答える傾向が強いんですが、今回は、逆にあまり
日本人らしくない言い方というか、向こうの流儀に従った質疑応答をやりまし
た。ピシッと答えをするときには答える。そういうやり方がやっぱりグローバ
ルスタンダードですから。日本人の役人的な答え方は一切しない。そのあたり
が多分外国メディアには評判がよかったと思います。

〇記者〇 国際プロモーションは、今回ロンドンで行いましたけど、ロンドン
以外のほかの国で考えられていることとか、今、ありますでしょう
か。

●猪瀬● むしろ、今回のプレゼンテーションは出発点です。最初の盛り上げ
の第一歩として、国内で盛り上がっているその気持ちを、まず最初
に外に伝えるのがこの年初めですからね。

これからまず、国民の支持率ですよ。もうすでに民間の世論調査では60パー
セントを超えているが、それでもまだまだマドリードやイスタンブールに比べ
て低いのですから、やはり国民が一丸となってやるという雰囲気をつくってい
ただかないと。あるいは関係者がみんなでつくるべきだと思います。そういう
ものがあって、つぎの第二弾にやっと進めるんだと思います。

ですから今回は、ロンドンでやったことが、日本のニュースでもあり、世界
のニュースでもあるという重ね方をしたので、多分、日本国民の受けとめ方も、
つまり東京都民の受けとめ方も、支持率アップにつながるような受けとめ方を
していただけたのではないかと思います。

〇記者〇 火曜日に安倍総理と会うということになっているかと思うんですけ
れども、官邸で安倍総理にどういった要請をされるのか。

●猪瀬● まずは、これは「東京オリンピック」ではなくて、「日本オリンピ
ック」である。たまたま場所が東京であるということを、あらため
て伝えたい。じつはロンドンも、ロンドンオリンピックではなくてイギリスオ
リンピックであったということがよくわかりましたので、それをお伝えしたい
と思ってます。

〇記者〇 9月のブエノスアイレスに同行していただくようにということも要
請されるんですか。

●猪瀬● もちろん一国の首相がそこの席に臨まれるということは当然のこと
だと思いますので、それをお伝えします。



「日本国の研究」事務局 info@inose.gr.jp


猪瀬直樹の新着情報━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■掲載情報

・1月5日発行『潮』2月号に特別インタビュー「『東京』から日本を変える」
が掲載されました。

・1月10日発行『文藝春秋』2月号の「この人の月刊日記――直木賞、芥川賞、
そして大宅賞知事の誕生 青島幸男、石原慎太郎に次ぐ3人目の“作家知事”
の誕生。その決意は――猪瀬直樹」が掲載されました。選挙に“遭遇”した
作家の生のメモです。

・1月10日発行『Voice』2月号に特別インタビュー「『東京国』が霞が関の壁

を壊す」が掲載されました。

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大震災後、東京都を陣頭指揮する副知事の思考と行動20カ条

首都直下型地震への取り組みとは何か

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ソーシャルネットワークを使った情報収集・発信・即断即決→事後承認、
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□■『東條英機 処刑の日 』■□
〔アメリカが天皇明仁に刻んだ「死の暗号」〕
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猪瀬直樹氏は、
子爵夫人の日記に残された謎を解き明かしながら、
アメリカが日本に仕掛けた
対日占領政策の大きな構図を浮かび上がらせていく。
それによって、現代の日本と占領期の日本との間に漂う
霧のような薄闇を払っていくのである。

梯久美子(「解説」より)

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1983年に世界文化社から刊行され、文春文庫になり、『猪瀬直樹著作集』に
入り、ロングセラーとして版を重ね昨年6月に中公文庫に収録された作品です。

巻末には勝間和代さんとの特別対談「日米開戦に見る日本人の『決める力』」
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□■『天皇の影法師』■□

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天皇崩御そして代替わり。その時何が起こるのか。
天皇という日本独自のシステムを〈元号〉を突破口に徹底考証。
処女作が待望の復刊です。   

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「天皇は実在するが、また同時に人びとの意識の底にとり憑いた幻想のひとつ
でもある。曲がりくねった鏡張りの回廊を歩くときに歪んだ自分の姿が無数に
映るばかりで天皇の影は見当たらない」(「あとがき」より)

巻末には作家・批評家の東浩紀氏との特別対談「今、ここにある皇室の危機」
が収録されました。

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□■『言葉の力――「作家の視点」で国をつくる 』■□
(中公新書 税込777円)

「東京都副知事で作家の言葉論。ツイッターで文章力を鍛えるには口語体では
なく文章語で書くことだと説く。読書は『10ページ読書』を勧める。それだけ
で頭の中に検索のキーワードができ上がると言う。また、小泉純一郎は<俳句
のように凝縮した1行の力強さがある>が、菅直人は<ページに言葉が埋まっ
ているだけ>といった分析等も興味深い」(読売新聞 8月14日付)

作家として、東京都副知事として進める「言語力再生」。
サッカー界にも導入された「言語技術」やツイッターやフェイスブックなど
のソーシャル・ネットワークのほか、三島や太宰の文体にいたるまで、グロー
バル時代に不可欠なコミュニケーション力の目的・手段を独自の視点で解説。

第一部 「言語技術とは何か」
第二部 「霞が関文学、永田町文学を解体せよ」
第三部 「未来型読書論」

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□■『突破する力』■□
(青春出版社 税込800円)

7刷出来!

道路公団民営化をはじめ、作家として、東京都の副知事として、
さまざまな世間の“壁”を突き破ってきた著者が、
自らの体験を踏まえて綴る、人生を面白くする
本気の仕事&生き方論。

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○編集 猪瀬直樹
○Copyright (C) 猪瀬直樹事務所 2001-2013
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