第731号【特別】(1月31日)「リアルな取組みを積み重ねて東京発『電力改革』牽引していく」

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2013年01月31日発行 第0731号 特別
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■■■    日本国の研究           
■■■    不安との訣別/再生のカルテ
■■■                       編集長 猪瀬直樹
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http://www.inose.gr.jp/mailmag/

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■□■ 『東京からはじめよう』(MXテレビ) ■□■

2月2日(土)21:00-21:55(毎月第1土曜日)
ゲスト:川淵三郎(日本サッカー協会最高顧問)

今月のゲストはJリーグの生みの親であり、都知事選で猪瀬直樹の選対部長
をつとめた川淵三郎さん。猪瀬の著作を15冊以上読み込み、その作家性を理解
したうえで応援してくださった川淵氏と知事選の思い出はもちろん、2020五輪
招致に向けての展望を語り合います。

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緊急増刷! 5刷出来

作家・猪瀬直樹の原点にして代表作。
天皇と日本人、伝統とモダン……。近代天皇制に織り込まれた記号を、
プリンスホテルと西武王国の起源にさかのぼることで読み解いた、
不朽の名作(第18回大宅壮一ノンフィクション賞受賞)。

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「東京電力とのバトル」、「オリンピック招致」、
「災後社会のネットワークづくり」など、
東京都のマネジメントに絡む出来事をネタに、問題解決力を磨く考え方、
行動の仕方、強いメンタルの保ち方などをわかりやすく説く!

「その日までが勝負」と「その日のみの勝負」
改革とは具体的な数字を示すこと
決断は見切り発車で
ツイッターがつないだ奇跡の絆
日本人に足りない言語技術力

など、世の中の最前線で闘ってきた著者ならではのメッセージが満載。
ヒット作『決断する力』に続く、臨場感あふれるビジネススキル読本


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本日のメルマガは1月25日金曜日の都知事定例会見より、電力改革について
の部分を抜粋してお届けします。

東京都は都立図書館に加えて、東京武道館においても電力の複数契約の導入
を決めました。その仕組みについて説明しました。

さらに東京都の水力発電の売電について東京電力との随意契約を止め、競争
入札の導入を決めたところ、東電側からまるで「ぼったくりバー」のような請
求が届きましたが、その件についても記者の質問に答えるかたちで、わかりや
すく解説しています。

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「リアルな取組みを積み重ねて東京発『電力改革』牽引していく」

東京武道館における電力の複数契約の導入について説明いたします。
前々回の定例記者会見で、東京都立図書館の複数契約について導入を決めたと 
いうことを説明しました。(参考 http://bit.ly/Wk0H1u )。

今回もまた東京都独自の電力改革の取り組みでありまして、2月1日からこ
んどは東京武道館でも実施することにしました。複数契約というのは、この電
力をいちばん使う時間帯、東京武道館ですから、昼間使うわけで、夜はほとん
ど使わない(★図を参照 http://bit.ly/Vmwpfu)。

ですから、ベース部分は東電と契約し、この変動部分を新電力と契約する。
これによって、現行の電気料金よりも10パーセント、350万円削減できる。
こういうのを一つ一つ丁寧にチェックしてやっていくことが改革です。

都立図書館の複数契約を以前に紹介しましたが、各自治体からどうやってや
るのだと、そういうノウハウ、相談が多数寄せられておりますので、東電にも
そういう相談が来ています。しかし東電の窓口は、本社の営業部門のみの対応
となっておりまして、お客様にとって身近な支社で相談できる体制とはなって
いません。

こうしたユーザーのニーズに対して、東電としても充分な相談体制を整えて、
真摯かつ迅速に対応することが必要だと思います。それこそが、都民、国民に
開かれた新生東電のあるべき姿だと思っています。

政府も複数契約の導入を支援して、新電力のシェア拡大に向け、リーダーシ
ップを発揮してもらいたいと。東京都は、先頭に立って引きつづきこのような
リアルな取り組みを積み重ねていくことで電力改革を牽引していきます。

以下、記者とのQ&A

【記者】 NHK金城です。電力複数契約のことでお伺いします。新電力に、変
動部分をやっていただくということはいいのでしょうが、これが呼び
水となって民間などに広がっていった場合、現在の新電力のシェアでは対応でき
ないという問題が今指摘されているんですが、東京都として新電力を育てるため
の施策、考えというのはいかがでしょうか。

【猪瀬】 これは、既に副知事時代から展開していますが、当時の政権に対して
もいろいろ要求していましたが、東京電力といま、会合を持っていま
すね。その中で、老朽火力発電所のリプレイスを、急げと言っているのですが、
老朽火力発電所のリプレイスは民間資金が入ることによってリプレイスされるの
です。そうすると、その発電所は民間経営になるのです。オペレーターは東電の
社員であったりするかもしれないが新電力にもなる。そこで、現在の東電の送配
電網に接続されてくるということになりますが、それがそのまま直接エンドユー
ザーの直接契約でなくても、まず、発電したものを東電におろすと、そういう新
電力もこれから生まれていく。重要なのは、新電力による260万キロワットの
入札が、遅れているということが問題です。

【記者】 東電との売電契約の件でお伺いしたいと思います。東京都の水力発電
の売電を巡って、東電との随意契約をやめて競争入札の導入を決めた
東京都に対して、東京電力が請求してきた解約金51億8千万円について、きのう
MXテレビの取材に対して猪瀬知事は「ぼったくりバーみたいな計算書を持ってき
た」とおっしゃっていましたが、この「ぼったくり」という意味について、もう
少し詳しく教えていただけますか。

【猪瀬】 はい。「ぼったくりバー」でいいと思います。表現はね。彼らの言っ
てる根拠というのは、非常に不可解でありまして、まずは、こういう
ことなんです。朝日新聞が書いてくれましたが( http://bit.ly/10ywhLV )、
からくりがなかなか分かりにくくなっているのですが、それを改めて説明します。

東京電力が約52億円要求してきて、このうち36億円の部分と16億円の部分があ
ります。36億円についての彼らの要求はどういうことかというと、これまで東京
都が東電に対してキロワット時あたり9円で売電してきたが、東京電力との契約
をやめて別のところに売却すると、東電は同量を別のところで買わなければいけ
なくなり14円になる。5円高く買わざるを得ない。その5円高く買わざるを得な
いぶんを6年分計算すると、36億円になりますと、それを東京都に要求している。
これ、馬鹿みたい。だからぼったくりバーなの。ね。理屈になってないんですよ。

もう一つは、残りの16億円は、東京が修繕、修理のための積立金を16億円して
いるのです。それは、東電のものだと言っている。

さきほど言った通り、これまでキロワット時あたり9円で東電に売ってきまし
たが、9円のうち2円分ぐらいはその積立金なのです。その積立金は東電のもの
と言ってるのです。考えられない理屈です。

積立金というのは、「中小水力発電開発改良積立金」という名前の積立金と
「修繕引当金」これは13億円と3億円で合わせて16億円です。

なぜ東電が自分のものという言い方をするかというと、東電は総括原価方式の
頭で考えているから、この修繕積立金も総括原価のひとつだと考えているからで
す。考えられない世界を彼らはいまだに、世界観として持っているというか。

説明を聞いていて、わけが分からないと思うでしょう。その52億円を東京都に
要求してきているのですから、東京都は払いません。

東電は昨年11月に50億円ぐらい寄こせと言ってきた。また今月になって、また
50億円ぐらい寄こせとさらに言ってきた。それとは別に1月18日金曜日に廣瀬直
己社長が都庁に来ましたが、そのときに直接、僕に言えばいいじゃない。でも言
わないのですよ。

だから、それで何しに挨拶に来たのだということになりますから。東電は縦割
りなのです。縦割りで、お客様本部という電力の調達部門がある。そういうこと
を平気で要求してくる部門があると理解していただければいいと思います。

 


「日本国の研究」事務局 info@inose.gr.jp


猪瀬直樹の新着情報━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■出演情報

・2月2日(土)21:00~21:55 MXテレビ9CH『東京からはじめよう』放
送。ゲストは川淵三郎氏(日本サッカー協会最高顧問)です。

■掲載情報

・1月5日発行『潮』2月号に特別インタビュー「『東京』から日本を変える」
が掲載されました。

・1月10日発行『文藝春秋』2月号の「この人の月刊日記――直木賞、芥川賞、
そして大宅賞知事の誕生 青島幸男、石原慎太郎に次ぐ3人目の“作家知事”
の誕生。その決意は――猪瀬直樹」が掲載されました。選挙に“遭遇”した
作家の生のメモです。

・1月10日発行『Voice』2月号に特別インタビュー「『東京国』が霞が関の壁

を壊す」が掲載されました。

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大震災後、東京都を陣頭指揮する副知事の思考と行動20カ条

首都直下型地震への取り組みとは何か

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「いざ」というとき、立ち止まるな!
走りながら考えろ。

ソーシャルネットワークを使った情報収集・発信・即断即決→事後承認、
見えない恐怖を可視化する、先を見通してリスクの芽を摘む、昨日を基準
に今日を生きない……。大震災後、東京都を陣頭指揮するリーダーが、
首都直下型地震対策として自ら実践しているノウハウを、ビジネスマン
向けにアレンジして紹介!   

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□■『東條英機 処刑の日 』■□
〔アメリカが天皇明仁に刻んだ「死の暗号」〕
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猪瀬直樹氏は、
子爵夫人の日記に残された謎を解き明かしながら、
アメリカが日本に仕掛けた
対日占領政策の大きな構図を浮かび上がらせていく。
それによって、現代の日本と占領期の日本との間に漂う
霧のような薄闇を払っていくのである。

梯久美子(「解説」より)

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1983年に世界文化社から刊行され、文春文庫になり、『猪瀬直樹著作集』に
入り、ロングセラーとして版を重ね昨年6月に中公文庫に収録された作品です。

巻末には勝間和代さんとの特別対談「日米開戦に見る日本人の『決める力』」
が収録されました。

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天皇崩御そして代替わり。その時何が起こるのか。
天皇という日本独自のシステムを〈元号〉を突破口に徹底考証。
処女作が待望の復刊です。   

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「天皇は実在するが、また同時に人びとの意識の底にとり憑いた幻想のひとつ
でもある。曲がりくねった鏡張りの回廊を歩くときに歪んだ自分の姿が無数に
映るばかりで天皇の影は見当たらない」(「あとがき」より)

巻末には作家・批評家の東浩紀氏との特別対談「今、ここにある皇室の危機」
が収録されました。

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□■『言葉の力――「作家の視点」で国をつくる 』■□
(中公新書 税込777円)

「東京都副知事で作家の言葉論。ツイッターで文章力を鍛えるには口語体では
なく文章語で書くことだと説く。読書は『10ページ読書』を勧める。それだけ
で頭の中に検索のキーワードができ上がると言う。また、小泉純一郎は<俳句
のように凝縮した1行の力強さがある>が、菅直人は<ページに言葉が埋まっ
ているだけ>といった分析等も興味深い」(読売新聞 8月14日付)

作家として、東京都副知事として進める「言語力再生」。
サッカー界にも導入された「言語技術」やツイッターやフェイスブックなど
のソーシャル・ネットワークのほか、三島や太宰の文体にいたるまで、グロー
バル時代に不可欠なコミュニケーション力の目的・手段を独自の視点で解説。

第一部 「言語技術とは何か」
第二部 「霞が関文学、永田町文学を解体せよ」
第三部 「未来型読書論」

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□■『突破する力』■□
(青春出版社 税込800円)

7刷出来!

道路公団民営化をはじめ、作家として、東京都の副知事として、
さまざまな世間の“壁”を突き破ってきた著者が、
自らの体験を踏まえて綴る、人生を面白くする
本気の仕事&生き方論。

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○Copyright (C) 猪瀬直樹事務所 2001-2013
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